苛性ソーダに使えるメッシュ素材は?耐薬品性一覧表 - 株式会社くればぁ

苛性ソーダに対するメッシュ素材の耐薬品性

苛性ソーダにはナイロン・ポリプロピレン・ポリエチレンのメッシュが適しています。ポリエステル・サランネット(PVDC)は影響を受けやすく、連続して触れる用途には向きません。金属ではSUS304・SUS316が安定しています。(10%・室温の場合。条件別の判定は表をご覧ください)

別名:水酸化ナトリウム | 英名:Sodium hydroxide | 分類:アルカリ

樹脂メッシュの耐薬品性(苛性ソーダ)

苛性ソーダに対する樹脂メッシュの耐薬品性。条件:10%・室温、30%・70℃
素材10%・室温30%・70℃出典備考
ナイロンメッシュ問題なく使える条件付きで使えるメーカー資料
ポリエステルメッシュおすすめしない使えない仕入先確認/メーカー資料10%・室温:長時間の使用は不可
ポリプロピレンメッシュ問題なく使える問題なく使えるメーカー資料
ポリエチレンメッシュ問題なく使える条件付きで使えるメーカー資料
PTFEメッシュ問題なく使える問題なく使えるメーカー資料
ETFEメッシュ問題なく使える問題なく使えるメーカー資料
PFAメッシュ問題なく使える問題なく使えるメーカー資料
PEEKメッシュ問題なく使える問題なく使えるメーカー資料
PPSメッシュ問題なく使える問題なく使えるメーカー資料
サランネット(PVDC)おすすめしない使えないメーカー資料

金属メッシュの耐薬品性(苛性ソーダ)

苛性ソーダに対する金属メッシュの耐薬品性。条件:10%・室温、30%・70℃
素材10%・室温30%・70℃出典備考
SUS304メッシュ問題なく使える問題なく使えるメーカー資料
SUS316メッシュ問題なく使える問題なく使えるメーカー資料
SUS430メッシュ条件付きで使える条件付きで使えるメーカー資料
銅メッシュ条件付きで使える条件付きで使えるメーカー資料
真鍮メッシュ条件付きで使えるおすすめしないメーカー資料
チタンメッシュ問題なく使える問題なく使えるメーカー資料
ハステロイメッシュ問題なく使える問題なく使えるメーカー資料
アルミメッシュ使えない使えないメーカー資料

濾布・ネットの耐薬品性(苛性ソーダ)

苛性ソーダに対する濾布・ネットの耐薬品性。条件:10%・室温、30%・70℃
素材10%・室温30%・70℃出典備考
ポリエステル濾布おすすめしないおすすめしないメーカー資料/仕入先確認30%・70℃:長時間の使用は不可
トリカルネット問題なく使える条件付きで使えるメーカー資料

よくある質問

ポリエステルメッシュは苛性ソーダに使えますか?

短時間の接触であれば使えますが、連続して触れると膨潤や強度低下が起きやすい判定(△)です。濾過精度や耐久性が必要な用途ではナイロン・ポリプロピレンをおすすめします。

苛性ソーダを使う濾過やふるいでは、どの素材を選べばよいですか?

ナイロン・ポリプロピレンが候補です。薬品への耐性だけでなく、目開き・線径・加工形状(袋・円筒・シート)で使い勝手が変わりますので、用途をお知らせいただければ素材と加工方法をあわせてご提案します。

苛性ソーダで使えるメッシュを一緒に選びます

用途・薬品・濃度・温度・ロット数をお知らせいただければ、素材と加工方法をご提案します。試作1点から対応します。表にない薬品や「-」の素材についてもお気軽にどうぞ。

判定の見方

問題なく使える
常温・通常濃度で連続して触れても、強度や目開きに目立った変化がありません。
条件付きで使える
短時間の接触や低濃度なら使えます。温度が高い、濃度が濃い、長時間浸けるといった条件では影響が出ることがあります。
おすすめしない
膨潤・変色・強度低下などが起きやすく、別の素材を選んだ方が安全です。
使えない
溶解・分解・著しい劣化が起きます。
未確認
当社でまだ確認できていません。用途を添えてご相談ください。

出典欄の「仕入先確認」は素材の仕入先に確認した判定、「メーカー資料」は素材メーカーの技術資料と一般的な技術文献をもとに当社が整理した判定です。

ご利用にあたって

本表は素材選びの目安としてご利用ください。実際の耐久性は薬品の濃度・温度・接触時間・メッシュの線径や織り方によって変わります。重要な用途では、実際の使用条件での確認をおすすめします。本表の内容は製品の耐薬品性を保証するものではありません。

最終更新:2026年10月29日